普通家の中にいる家ダニと違い、血を吸うと大きくなるのがマダニの特徴です。
最近では、マダニによる感染症が見つかったこともあり、写真もブログなんかでよく見かけます。マダニというのは、森林や山の中、草むらにいるダニで、動物や人の血を吸うダニです。
マダニを介して発症する感染症は、重症熱性血小板減少症候群といいます。
日本でもすでにこのマダニによる重症熱性血小板減少症候群にかかって亡くなった人がいらっしゃいます。
家ダニってかなり小さくてほとんど見ることができませんが、マダニは血を吸うと1センチ以上になるので、見えるんですよね。
マダニによる感染症には、現在抗ウィルス剤やワクチンはまだ開発されておらず、それぞれの症状に応じた対症療法で治療を行います。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、血液検査をするようにしましょう。
マダニによる感染症が発症し、症状が進んでいくと、痙攣、意識障害、出血などが起こってきます。
マダニって噛まれてしまったことに気づかないことも多いようで、初期の症状からすぐに判断するのは難しいようです。
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