こうしたケースは、別段新しい環境になじめないという訳ではないので、適応障害に該当しないものと思われますけどね。
ですから、まずは関連のブログやサイトで自分は勿論、周囲の人たちにも適応障害とはどんな病気なのかをきちんと知ってもらう事が何より大切ですね。
ただし、五月病の中には、単に厳しい受験戦争や就活を勝ち抜いてゴールインした事で気力が失われ、何となくどこもかしこもがつまらなく感じてしまうケースもあります。
適応障害は、進学や就職と言った大きな環境の変化だけではなく、クラス変えや配置換えなどの小さな環境の変化からも起こりえます。適応障害というのはその名の通り、ある環境に適応出来ない、即ちなじめない事から発症する精神疾患の一つです。
新しい就労環境や学びの環境に中々なじめないという五月病などは、典型的適応障害の一つと考えていいでしょう。
また、引っ越しなども非常に要因となりやすい疾患であって、いつ、誰が発症しても不思議ではない心の病気だと思っておく必要があるでしょう。
ただ、環境改善というのは自分だけで簡単に出来るものではなく、特に家族の理解と協力は必要不可欠になって来るでしょう。
結果、適応障害を改善するために、やむを得ず離職や転校、そして引っ越しなどを余儀なくされるという方が後を絶たないのです。
ただし、周囲の環境がストレス因子となって発症する精神疾患である以上、その周囲の理解と協力をなくしては完治の道は確立出来ないと言っても過言ではないでしょう。
ですが、こうした心の病気、即ち精神疾患には不治の病なんてないんです。
PR