確かに鮒寿司とか韓国のエイを自然発酵させたホンオフェ、そして極めつけは三重県のくさや、この辺りの郷土料理は臭いだけで食欲がなくなってしまわれる方も多い事でしょう。発酵食品なんて嫌い!と言う人も結構いますが、果たして本当にそうなのでしょうかねぇ。
それに、近頃はお漬け物なんか食べないという子供たちが増えているため、ここにも発酵食品離れがあるのかも知れないと思われます。
そんな発酵食品、嫌いだといいながらも、実は本当は好きだったりなんかする人も多いんですよね。
例えば、チーズをつまみながらワインを飲むとか、毎朝ヨーグルトを食べると言った習慣は、今や日本人にもすっかり定着しています。
確かに、今は食文化が発達し、冷蔵や冷凍による保存も容易な時代。
日本人なら味噌汁が苦手と言う方は少ないでしょうし、最近は関西人でも平気で納豆を食べます。
また、最近はこの発酵食品の持つ抗酸化作用やアミノ酸パワーなどが美容的観点からも医学的観点からも見直され、新たな人気と話題を集めているのです。
この朝ご飯の献立なんかは、正しく発酵食品のオンパレードですよね。
しかも、身近にいろいろな発酵食品があって、自分の好物も多いとすれば尚更の事です。
それを考えると、日本には本当の発酵食品嫌いの人なんて、そう多くはないんじゃないかと思われますね。
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