あの国民的歌手といわれる浜崎あゆみさんが、突発性難聴であることがわかり、大きな衝撃を与えました。突発性難聴は、誰もが起こりうる疾患なので、油断してはいけないのですが、通常多くの人は気にしていません。
また、突発性難聴は、しっかり治療したとしても、完治する可能性は3分の1くらいといわれています。
そのため、突発性難聴になってしまうと、いくら補聴器に頼って耳に入る音を電気で増幅しても、脳に音が伝わらないのです。
補聴器によって改善できるのは、外耳や中耳の障害である伝音性難聴の場合だけで、突発性難聴だと難しいとされています。
一般的には、突発性難聴になっても、補聴器をつければ、生活に支障がないとされていますが、そう簡単ではありません。
感音性難聴に属する突発性難聴の場合で、内耳障害として蝸牛がほぼ機能しなくなっている状態なら、音が脳に伝わりません。
突発性難聴になって聞こえにくくなった耳には、補聴器はその効果がしっかり得られないケースが大半です。
但し、耳の状態は患者によって多少違うので、突発性難聴であっても、補聴器で効果が期待できるかもしれません。
聴覚の補助をするには、補聴器という選択が一番簡易的なので、突発性難聴になっても、諦めずに試してみることです。
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