しかし、つい最近になって、dlmoという手術が登場し、新しい手術療法として評判になっています。
また、入院期間も、数週間必要だった従来の外反母趾治療と比べて、dlmoの場合、とても短く、場合によってはその日に退院できる時もあります。
かなりリーズナブルな値段でできるのがdlmoでの外反母趾治療なので、患者の負担が少なくて済みます。
そして、これまでの外反母趾治療の手術では、足の親指の骨を削って、間接部分も削るというものでした。
さらに、外反母趾治療dlmoでは、鋼線を今度は親指の骨の付け根の部分に指して、そのことで骨の位置を元に戻すと言う方法になります。
適切な保存療法をしても中々症状の改善が見られない人には、外反母趾治療dlmo手術はおすすめです。
外反母趾治療には、数多くの手術法がありますが、それだけ難治性が高い症状であること示唆しています。
主な外反母趾治療の手術法には、軟部組織矯正術や、中足骨骨切り術、基節骨骨切り術、関節形成術などがあります。
これまで、18世紀後半から外反母趾治療の手術法が色々と行われてきており、その術式は100種類以上にも及ぶと言われています。
dlmoは軽度から中等度の外反母趾治療に適応できるので、非常に優れた療法なのです。
しかし、すべての症例に用いることができる外反母趾治療というものは未だないので、その症例に応じて手術法を選択することになります。